時をかけるゆとり

ビジネススキル

こんにちは、くらたです。

戦闘思考塾十級:3冊の本を読み感想を書く。

挑戦をしました。

今回の参考文献の中で

ノンフィクションとエッセイ、小説の3つを

選ぶことが勧められていたため

その基準で読み、感想を書いてみました。

1冊目:時をかけるゆとり

私は1冊目に

「桐島、部活やめるってよ」の著者

朝井リョウさんのエッセイ

「時をかけるゆとり」を読んだ。

実はここだけの話、映画については

神木くんがメガネをかけた学生役で

映画を撮っていたくらいの記憶しか

残ってなかったけど

有名な賞に選出された方だし

ネット上でのおすすめもあり

読んでみました。

感想

面白かった。

やはり有名な賞に選ばれる方なだけあって

言葉の使い方や表現の仕方の節々に

文章を作る上手さを感じた。

情景がすんなり思い浮かぶし、

くすりとつい笑ってしまう場面もあった。

かと思うと少し難しい単語が

使われることもあり、

やはり物書きの人なんだなと思った。

彼はとても自虐的。

持ち前のお腹の弱さや

馬顔であること

安易な行動など

大体のエピソードは

自分は愚かさを説明するような書き方をする。

そこには彼の人間性が現れているようで

羨ましがられるような書き振りをするのは

性に合わないのかなと思った。

そんな人間性が私は好きで

少し彼のことを調べてみる。

高学歴で若くして複数の賞を受賞しており

友人も多く既に結婚もされている。

私にとっては羨ましいことこの上なかった。

そして正直悲しかった。

私の人生も愚かだったんだよなと

同調していたのに…

彼はとても行動的で

やろうと思ったことを

しっかりやり遂げる力や思いが強かった。

小学生の頃から日記を毎日200字書いている

というエピソードは

やはり受賞者というのは

こういう経験を長く積んでいるものなのだと

手の届かなさを実感させられた。

100キロハイクも500キロバイクも

なかなかやり切れるものではないし、

それを一緒にやってくれる友人も

私にとっては稀有だと思う。

ああ、私もそんな世界線で生きてみたかった。

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くらた

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